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誰でもできるベターと開脚を解剖学的に解説

2020/08/14
開脚で骨盤が立たない状態の改善方法のブログ

こんにちは!

浦和のヨガ&ロルフィングスタジオ-浦和姿勢改善Labエクリエンス

のTatsuです♬

 

今回は開脚前屈について解説していこうと思います♪

少し前に「ベターと開脚」という本が流行っていたとスタッフの方に教えてもらいました。しかし、出来る様にならない方も多いらしいです。

僕のスタジオに来ていただいている生徒さんには、解剖学的に解説しているので、どの筋肉の柔軟性があれば、開脚できるかをお伝えしています。

 

今回は需要ないと思っていたところに、需要あるよ。ってスタッフの方が教えてくれたので、ブログとyoutubeにてアップしていこうと思います♬

文字が苦手な方は↓に緑色のリンクボタンを設置致しますので、そちらからチェックしてみてください♪

 

では、本題です。

開脚前屈出来ない人には④つのパターンあります。

①骨盤が立たないタイプの方

②骨盤は立つけど、足が横に開かない方

③股関節の全面やお尻につまる感じがあり、太ももの内側にストレッチ感覚を感じない方

④開脚すると膝の内側が痛くなってうまく伸ばせない方

です。

今回は①番の骨盤が立たない方の改善方法を解説していきたいと思います♬

 

開脚に必要な解剖学的動作は、股関節の「屈曲、外転、外旋」という動作となります。

●屈曲:立った状態で、足を前に振り上げる動作

●外転:立った状態で、足を横に振り上げる動作

●外旋:立った状態で、地面に踵をつけたまま、つま先を外側へ回す動作

この屈曲、外転、外旋を制限する筋肉が特定できて、その筋肉を持続的にストレッチできれば、開脚できるようになるのです♬

股関節の画像

 

まず、屈曲を制限する筋肉はハムストリングス(半腱半膜様筋、大腿二頭筋)、大殿筋です。

大殿筋は、その他の作用で股関節外旋作用があります。つまり、今回の開脚(股関節屈曲外転外旋)を助けてくれる筋肉になるのです。

では大殿筋は除外しましょう。

ハムストリングスにも内側(半腱様筋、半膜様筋)と外側(大腿二頭筋)があります。股関節を横に開く(股関節外転)すると、ハムストリングスの外側は縮むので、外側ハムストリングス(大腿二頭筋)はそこまで関連しなさそうですね。

そして最後に残った、内側ハムストリングス(半腱様筋、半膜様筋)。これらは悪さしそうですね。笑

股関節を外に開くと、太ももの裏側の内側の筋肉である内側ハムストリングスは伸ばされます。さらにこの筋肉は、股関節屈曲と股関節外旋を妨げるように作用します。

ここで、開脚前屈で骨盤が立たない理由のその1の筋肉が見つかりましたね!

内側ハムストリングスです。

この筋肉のストレッチが重要と。。。

 

他にも悪さをする子はいますよ。

開脚するには、基本的には太ももの内側の筋肉(内転筋)が重要な要素となります。

内転筋には4つの筋肉が存在し、

①恥骨筋②短内転筋③長内転筋⑤大内転筋です。

これら5つの筋肉は股関節を横に開く動作(股関節外転)を制限します。

そして、①~④の筋肉は恥骨という骨に付着します。恥骨は身体の全面にある骨です。よく考えてみてください。前屈するという事は、恥骨は太ももと近づきますよね。つまり、筋肉は縮みます。

反対に⑤の大内転筋だけ、座骨というお尻の骨に付着しています。

前屈するとき、お尻の骨は太ももから離れます。つまり大内転筋は伸びます。

前屈を制限してしまうんですね。

この大内転筋が骨盤を立たせなくする第2の要因です♬

 

内側ハム、大内転筋

はい。では骨盤を立てられない方の問題は、内側ハムストリングスの短縮と大内転筋の短縮という事になります♬

ではこの2つをヨガのポーズで伸ばしていきましょう♬

おススメのヨガのポーズは「捻った頭を膝につけるポーズ」(パリブリッタジャヌシルシャ―サナ)です♬

やり方は、右足か左足を伸ばして座り、片足をまげて、足裏を反対のももの内側に当てます。

その後、骨盤を開くように、曲げている足を後ろに開きます。

曲げている側の踵と反対側のももの内側を遠ざけるようなイメージです。

最後に頭を伸ばしている方の膝へ近づけます。そうすると、膝を伸ばしている側のもも裏の内側が伸びてくると思います♬

これを継続的に続けて頂けると、内側ハムストリングスと大内転筋の柔軟性が回復してきます。

そして、ポーズは気持ちいいくらいで、長時間(10分くらい)行ってください。

テレビや本、Youtube見ながらでOKです♬

僕はインド、カナダのヨガ寺でこのポーズをひたすら継続していました。

開脚の練習は一切なかったのですが、僕も骨盤が立たない状態から、このポーズだけで開脚が出るようになっていました!

継続は大切です!まずは一カ月、寝る前に10~15分、今回のヨガポーズを気持ちいい程度で続けてみてくださいね♪

強いと長い時間のストレッチが出来なくなるので、強いストレッチはNGですよ♪

 

骨盤が立つようになったら、べたーっと開脚するまで簡単です!!

次回のブログで骨盤が立った後の工程をお伝えしていきますね♪

 

当店では、できない動作の理由を生徒様の動きの質から、評価し、解剖学的にお伝えしています♬

少人数制だからこそできる、お一人お一人に上達のためのアドバイスも行っております。

ぜひ色々と聞いてくださいね♪

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました♬

 

浦和のヨガ&ロルフィングスタジオ

浦和姿勢改善Labエクリエンス

Tatsu