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「骨の歪み/背骨の歪み/骨盤の歪み」と「姿勢改善-ロルフィング」

2020/12/09
浦和でおすすめのヨガスタジオ‐骨の歪みとは

こんにちは!

埼玉の浦和/北浦和エリアで一番おすすめなヨガスタジオ&ロルフィングスタジオになれるよう日々努力している、浦和姿勢改善LabエクリエンスのTatsuです♪

 

今回はYou Tubeにもアップさせていただいた内容の「骨の歪みの真実」について、ブログにてお伝えしていこうと思います♫

動画形式の方がお好みの方は、下のリンクからチェックして頂けると嬉しいです♫

 

さて、いわゆる、「骨の歪み、背骨の歪み、骨盤の歪み」と言われる実態は何なのでしょう?

筋膜リリースと同じく、一般的に浸透している体に対する「曖昧ワード」の一つだと思います。笑

そして、若干、専門家と一般の方の認識が違っていると言う事も事実かなと思います。

 

特にリラクゼーションサロンや整体、では、パワーワードを使ったほうが集客が見込めるので、多様しているケースが多いですね。お金儲けの為に…

接骨院でも、患者様にわかりやすいようにと、「骨盤矯正」などのパワーワードを使用しているケースも見受けられますね。

 

「肩甲骨剥がし」「筋膜はがし」「骨盤矯正」などがそれらパワーワードかなぁと、個人的には思っています。

 

僕も「ロルフィング」という10回完結型の姿勢改善プログラムを提供していますが、「肩甲骨剥がし」「筋膜はがし」「骨盤矯正」などがのパワーワードは一切使用していません。

 

肩甲骨は剥がれませんし、筋膜も剥がれません。

骨盤のポジションも一時的に矯正したとしてもすぐに戻ります。

浦和のヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Lab おすすめのブログ

矯正したとしてもすぐに戻る理由は後ほどお伝えするとして、

まず先に、骨の歪みの原因をお伝えします。

骨の歪みの原因は、「筋肉の硬さ、緊張により関節が張力により引っ張られ、同じ位置で保持されてしまった状態」です。

 

歪みの原因は骨ではなく、筋肉です。

 

その歪んだ状態が長期間続くと、筋肉自体の短縮が起きたり、関節どうしが衝突したりして、ストレスが加わり、変形性〇関節症という病名がつくわけですね。

 

変形の原因も一般的には「筋肉の硬さ、緊張」です。

 

では、なぜ接骨院や整体に行って、骨盤矯正などをおこなっても、すぐに戻ってしまうのでしょうか?

 

なぜなら本当の原因は「脳」にあるからです。

 

まず、前提知識として、

何故僕らが動けるか、考えてみましょう。

それは、関節が動くからであり、関節は筋肉の収縮によって動きます。筋肉は脳からの電気信号によって動きますね。

つまり、筋肉の緊張度、硬さを決めているのは脳からの無意識的な信号です。

その信号が長期間に渡る場合は筋肉自体の構造的変化も起こってきますが、最初は脳からの一時的な命令によるものなのです。

 

僕らの「脳」が、「硬い状態、緊張状態が"普通の状態"」だと誤認してしまっているのです。

 

硬い状態が脳にとっては普通なので マッサージなどで、一時的に筋緊張を改善させたとしても、脳からすると、異常状態になっているので、もちろん戻そうとしますよね。

それが、接骨院や整体で一時的には良くなるけど"戻る"理由です。

 

 

さらにもう一点、マッサージなどの徒手療法の効果は長くて72時間3日間のみだと、現時点の研究では言われています。短ければ数分から1日です。

マッサージなどの徒手療法には限界があります。

だからといって、徒手療法が不必要なわけではなく、徒手療法を適切に使用し、改善プロトコルに従って脳の改変を行っていく。それが、出来ると身体は変わっていきます。

 

例えば、僕の得意とする姿勢改善についてお伝えすると、

姿勢改善-ロルフィングのセッション時に写真撮影も行うのですが、「ご自身が思う良い姿勢を一度とってみてください」と声掛けすると、多くの方が中心線から逸脱した姿勢をとります。多くの方が前方加重の姿勢や反り腰の姿勢をとりますね。

なぜでしょう?

一つは骨と靭帯組織に頼った力のない姿勢を長期間続けてきた結果として、筋肉の「緊張/硬さ」が生まれます。その筋緊張により、張力が生まれ、骨が引っ張られ、関節ポジションを理想的な位置に置けなくなっているから。

もう一つは、脳の中で身体のまっすぐがまっすぐでなくなってしまっており、中心がわからなくなってしまっているのです。

 

 

浦和少人数制ヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Labおすすめのブログ記事‐骨の歪み

それらの理由にはさらに大きく2つあります。

一つは筋肉や靭帯、筋膜など、軟部組織の硬さによるもの。

もう一つは身体地図(ボディースキーマ)と言われる脳の中の身体の地図の機能低下です。

僕らは目を閉じていても手がどこにあるか、なんとなくわかりますよね。まっすぐにして。と言われれば、なんとなくまっすぐがつくれますよね。それは脳内に身体地図があり、その身体地図を参照して、動作パターンの命令が脳から筋肉へと伝達されるからです。

その身体地図は、身体のセンサーから情報を元に作られます

そのセンサーは筋膜組織に豊富に存在します。

なので、姿勢改善-ロルフィングでは、筋膜(Fascia)を重要視しています。

身体地図は筋膜に存在する受容器に刺激を入れる事で、一時的に改変出来ます

姿勢改善-ロルフィングのアプローチは、軟部組織の緊張を改善すると共に、受容器への刺激入力と、その後に起こる感覚の変化を体感してもらい、脳の変化を起こしていきます。

それによって姿勢がゆっくりと自然に変わってきます

それが、ホームページでも書いている「姿勢矯正ではなく、姿勢改善」という意味です。

脳機能は矯正しようとしてもそんな簡単にカチっと変えられるものではなく、少しづつの機能向上の為の刺激を入れることによって、ゆっくりと、自然に改善していくのです。

 

脳機能の問題なので、しっかりと時間をかけないと変化が一時的で終わり、再度戻ってしまいます。

なので、姿勢改善-ロルフィングでは1~2週間感覚を空けて、トータル10回のセッション、約3~6ヶ月で終わるよう、プロトコルが組まれています。

ゆっくりと確実に変化を出していくのです。

 

姿勢改善-ロルフィング的アプローチとして、

①徒手療法(マッサージのようなもの)で皮膚/筋/筋膜など存在するセンサーに刺激を入れ、一時的に筋緊張を改善させます。

②筋緊張が低下すると、身体地図の機能が一時的に向上し、「体の微細な感覚」に気付けるようになります。

③その状態で、理想的な姿勢パターン/呼吸パターン/歩行パターンを再学習してもらいます。

④そうすると、脳内で新たな神経結合(シナプス結合)が起こり、今まで行っていた猫背や反り腰など、一定パターンからの脱却が可能となります。

「身体の微細な感覚」を再現するには筋緊張を再度落とす必要があるかもしれませんが、感覚自体を忘れることはありません。(ロルフィング効果の永続性

⑤そして、お家でのとっても簡単な「ながらエクササイズ」の継続により、痛みや凝りが改善し、痛みや凝りを感じたとしても自分だけで、簡単に改善できるような体が手に入ります♪

それが、一般的な「受け身の整体」と「ロルフィング」の違いになります。

 

 

埼玉のロルフィング‐浦和姿勢改善Labの痛み凝り姿勢に特化したロルフィング

ここまでお読みいただいて感じたかもしれませんが、「体の改善って順序とかもあって結構大変なんだ…

という事ですね。笑

 

そうなんです。

体の改変=脳の改変なので、時間と手間がかかります。

僕は姿勢改善‐ロルフィングはスポーツのようなものだと捉えています。

スポーツが上手になる為には時間と手間がかかりますね。それと同じで、姿勢や呼吸や歩行と言った、体の基本的な使い方を再学習するのにも時間がと手間がかかります。

 

しかし、適切な知識と感覚を身に着ければ、誰でも到達可能なのです。

なぜなら、それらは「基本」なのですから。「基本」が一番大切です♬

 

しかし、改善していくにも、一人ひとり違った環境要因や遺伝、動作パターン、姿勢パターン、呼吸パターンをお持ちなので、それを適切に評価し、アプローチする必要があります。

姿勢改善‐ロルフィングでは、そこまでしっかりクライアント様と向き合います。

僕は、整形外科クリニックでのリハビリや接骨院での施術での限界を感じたので、あえて接骨院は開業せず、ロルフィングという、クライアント様と「体の変化の探究」を追求する姿勢改善‐ロルフィングという道を選びました。

 

皆様、整体や接骨院での脅し文句としての「骨が歪んでますよ。治療したほうが良いですよ。治療しないと将来大変な事になりますよ。」などに怯えて、高額な治療プランに契約しないようにしてください

多くの場合、チケットを購入させられます。笑

※親身になって寄り添ってくれて、評価も細かく行い、リハビリプランの作成とお家でのエクササイズを丁寧に教えてくれる場所は良いところなので、是非信頼して通って大丈夫だと思います♬

 

「骨が歪んでますよ。治療しないと将来大変な事になりますよ。」に対して、なぜ「おびえないでください」と言ったかというと、エビデンス上、痛みと骨の歪み、痛みと姿勢は直接的な関係性がないと言われています。

なので、怖がらなくて大丈夫です笑

姿勢がとても悪そうに見える人でも痛みが一つもない方もいらっしゃいます。

そうすると、「え、じゃあ、姿勢改善なんて意味ないじゃん」という声が聞こえてきそうなので、お答えします。笑

 

不良姿勢は筋緊張を生み出し、筋緊張は酸欠状態を意味します。組織が酸欠状態だと、発痛物質が分泌され、痛みや凝り、不快感を感じるケースが多いのも臨床的事実なのです。

さらに、筋緊張はさらなる不良姿勢を生み出し、脳内の身体地図をズタボロにしていきます。そうなってくると、改善するのにも、より時間がかかります。

悪循環に入ってしまい、自分ひとりの力ではどうにも出来なくなってきてしまいます。

僕も体の変化をこの身で深く体感してきました。

 

まずは、人間的に信頼できる方の元で身体の評価をしてもらい、より再現度の高い施術を受けましょうね♪

 

今回の話をまとめると、

骨の歪みは筋肉の緊張が原因

筋肉の緊張は脳によってコントロールされている。

脳内の身体地図が機能低下していると、「体の中心軸」がズレる

筋膜組織に豊富に存在するセンサーに刺激を入れ、脳の改変を行っていくと慢性的な筋緊張が改善していき、結果として「いわゆる骨の歪み/骨盤の歪み/背骨の歪み」=姿勢が改善する。

 

適切な知識をつけ、自分で選択して、心と身体を改善していきましょう♪


とても長い文章を最後までお読みいただき、誠にありがとうございます^^

他にも、なぜ筋緊張が生まれるのか。や効果的な筋緊張改善方法など、ブログ記事を書いていこうかなと思っております♬

今回はちょこちょこブログを書き、自分の中では大分長い記事になりましたが、やはり姿勢や筋肉の凝り、痛みなどについて、学んできたことをアウトプットするのは非常に楽しいです♬

やりたい事をやれている事、この環境、世界の平和や日本という国に生まれたこと、優しい両親に恵まれたこと、心許せる友達がいてくれる事…

ただただ感謝です…

 

読んでくださっている方がもしいたら、「ありがとうございます」とお伝えしたいです。

 

皆様の心と体の健康の向上を心より願っております!(^^♪

いつかお会い出来ることを楽しみにしております!♬

 

浦和-北浦和のヨガ&ロルフィングスタジオ

浦和姿勢改善Labエクリエンス

Tatsu