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いち早く退職したいと考える人々‐セミリタイア/サイドFIREの危険性

2021/07/28
浦和姿勢改善Labヨガ&ロルフィングの人生のお金に対する考え方

●早く退職して自由になりたい!セミリタイアリタイア、サイドFIREを目指す人々

最近You Tubeやネットで、セミリタイア、サイドFIREといった、「経済的早期自立と早期退職」を目指す人が多くなってきています。

その根底は、「辛い仕事を長時間行い、心も体も疲れている」からだと思います。

働く事が楽しかったらそんな思考は出ませんもんね。

辛いから逃げたい。
今よりもっと楽になりたい。

セミリタイアとサイドFIREの根底はそこだと、個人的には思います。

●楽を追いかけ辛くなる。
セミリタイアやサイドFIREを達成する事は決して楽な道ではありません。
浪費を避け、他の人よりも多くの貯蓄と投資が必要になります。

つまり、「普通の努力以上の努力」が必要となります。

多くの方は、セミリタイア/サイドFIREに向けて、「キャリアアップ」「副業」などで収入を増やそうとします。
サラリーマンの場合、収入はそう簡単に増えるものではありません。
また、You Tubeやブログなどの副業に関しても、最初は莫大な時間が必要です。
波に乗るまでは、収入ゼロで沢山作業しなければなりません。

サラリーマンとして働きながらそれらの仕事を行うのは、かなり大変です。

それを達成出来る方が、セミリタイアやサイドFIREといったレベルに行っているのだと思います。

言い換えると、今後の「楽」を追い求め、今を「辛く」生きている状態です。

これは、「ラットレース」と呼ばれる状況らしいです。
幸せが遠くにあると思って追い求めていてもいつまでたっても得ることが出来ない。あたかもネズミがずっと回し車の中で走り続けるように。

ただし、その「辛さ」がやりがいや達成感など楽しみをもって取り組めている場合は、最高だと思います。

そういった方は、きっとセミリタイアを達成した後は、「あぁ、頑張ってるときが一番幸せだったな」と思うはずです。

スポーツを頑張ってた方は、きっとその気持ちがわかりますよね。

※「ラットレース」は、シェーン・エイカーさん著書「幸福優位性7つの法則」という本の中に出てくる言葉を意味しています。
ロバート・キヨサキさん著書の「貧乏父さん・ 金持ち父さん」の「ラットレース」とは別です。

幸せは遠くにあるものではなく、今ここにある事に気付く事で得られる。と「幸福優位性7つの法則」の中に出てきます。
ハーバード大学の大学生の3人に2人は鬱症状に陥った事があるという研究データがあるそうです。その理由は、皆周りが天才だからです。今まで自分は、周りと比べて天才だったにも関わらず、周りはその天才たちの集まりです。自分が劣って見えてしまうそうです。
多くの方はハーバード大学という超絶エリート大学に入学できたら、本当にハッピーだろうと考えると思いますが、実際入学してみると、そうではない。というのが現実らしいです。

でも、これって皆さん経験していると思います。

良い大学入れたら幸せなはずだ⇛あれ?なんか違う。就職しんどいな。
良い会社入れたら幸せなはずだ⇛あれ?なんか違う。仕事つらい。65歳まで働けないよ。セミリタイアしたい。
セミリタイアしたら幸せなはずだ⇛あれれ?

こんな感じになるのが目に見えています。
大事なので、もう一度言います。
幸せな状態は、どこか遠くにあるものではありません。

浦和のヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Labのブログーラットレース

●好きな事で生きて行く。は意外と簡単。
これは現実に、個人事業主として開業する旨を税務署に紙一枚届け出れば誰でも簡単に、たった1日で可能です。

そんな無理して節約したり、会社で辛い思いをして踏ん張らなくてもいいんです。

ただし、好きな事で生きていく為には、その道のプロになる事を意味するので、しっかり勉強する事が大切です。

今は情報に溢れた時代です。ネットで探せば学び方や効率的に学べるサービスはいくらでもあるでしょう。

リタイア後にやりたい事を先に突き詰めれば良いのです。
ちゃんと目標があれば、1年くらいは修行期間として、学びのスキルに全振りしてもよいのではないでょうか?

逆に、それくらいやりたい事を突き詰められないと、後々辛くなってきます。
自身を持って提供できるサービスの形成をする事で生計は立つようになります。

大丈夫です。
あなたならやれます。

しっかりとしたサービスの提供によって、その対価が得られる。これはとても嬉しいことです。
これこそ、セミリタイアでは?と思います。

●リタイア生活は幸福か?
これは人それぞれ価値観が違うのでなんとも言えませんが、整形外科クリニックで多くのお年寄りを見ている僕の意見としては、「仕事をしなくて良い=幸せではない」と言うことです。
また、元気に生き生きしている方は趣味を持っており、多くの場合はスポーツです。
体を動かし、筋肉と脳を良い状態で維持している方は、とても幸せそうです。

逆に、やる事がなく、テレビばかり見ている方に多いのは、ネガティブな思考と痛みです。
筋肉や脳は使わなければ衰えます。
僕ら生物には、「動的安定性」というものが備わっています。
この「動的安定性」は理学療法の中でも、とても大切な理論の一つなのですが、人生の中でもとても大切だと思っています。

人は動かなければ衰えます。体も心も。

リタイア後にやりたい事を出来ているか。それがリタイア後に幸福かどうかを決定する大きな要因の一つとなるでしょう。


●リタイア後の「やりたい事」
リタイア後は、色々な事を実現する「時間」が手に入ります。
そして、その「時間」を使って、やりたい事を行うのですが、そこで多くの方がはじめる事は、「好きな事でお金を稼ぐ」という事です。
趣味としてだけでは飽き足らず、誰かに認めてもらいたいという、承認欲求が出てきます。
その承認欲求は、他人からお金を得ることによって、自分の「やりたい事には価値がある」と感じ、嬉しくなります。
それがセミリタイアの目指す終着点です。

もしかしたら、お金を求めず趣味に没頭出来る人もいるかもしれません。

ただし、趣味もずっと続けていると苦痛になってきます。もしくは飽きてしまいます。
ましてや認めてくれる人がいないと、やりがいの維持は難しいものです。
人の感情や欲望は常に動いているので、なかなか一定でいることが難しいのです。

趣味も、結局はドキドキワクワクが足りないとか、そういった感情から、やる気が低下するでしょう。

同じ事の繰り返しは、やはり飽きてしまうのです。

浦和姿勢改善Labヨガ&ロルフィングの幸せな個人事業主について


●結局は個人事業主に戻る
ワクワクドキドキを求めたり、自分を認めてほしかったり、やりがいを求めたりと、様々な想いから結局は自分のサービスを提供するようになります。

大金持ちの方でも、ビジネスを未だ続けている方々がいますが、そういった方々は上記のような理由からでしょう。

ここで、読者の方は、「あれれ?個人事業主と同じ事してない?」と思うかもしれません。

そうです。
結局個人事業主に戻るのです。
遠回りして行き着いた場所が1日で簡単にスタートできる「個人事業主」が終着点です。

人生ってそんなものですよね。
幸せは既にあったんだ。と。

見えなくなっているものを見えるようにしていく為には遠回りするしかないのです。

遠回りした結果、やっとぼんやり見えてきます。
しかし、その真理も、幻想郷のようなもので、一時的に見えても、また見えなくなってしまいます。

そのぼんやりした幻想郷が常にあり続けている事に気づく事で、より日常の充足感を増やす事ができるのではないかなと思います。

●幸せの為のセミリタイア/サイドFIRE
なんの為にセミリタイア/サイドFIREを目指すのか、その点を再度振り返ってみて下さい。
セミリタイアやサイドFIREを目指すと、お金の計算が多くなり、お金という概念に執着し、蝕まれやすいです。

執着心は結果として苦しみに帰着しますので、お気を付けください。

セミリタイアやサイドFIREを目指している過程を楽しむようにしてみて下さい。

実際にお金の事を考えなくて良い人生はとても楽だと思います。

「お金の心配がない個人事業主が一番幸せと」も言いますしね。

しかし、夢に向かって頑張れる心と体がある事、口から食事がとれること、戦争がなく平和である事、この平和の為に何人もの方々が命を犠牲にしてくれた事、家族や親戚、友達がいてくれる事、そういった日常の幸せに気づけるようになると、自然とお金からの強い束縛から開放されます。

セミリタイアやサイドFIREといった終着点に見えてしまう幻想郷にも囚われていない心こそが、一番の「豊かさ」だと個人的には思います。

セミリタイア/サイドFIREは自分の人生設計をするのにとても役立つので、是非一度考えて見るのが良いと思います。

人生設計が終わったあとは、その過程と、その過程を踏める環境に感謝と幸せを見つけることが出来ればとっても幸せだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪