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ロルフィング10シリーズで得られるメリット6選

2021/12/06
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こんにちは!♬

浦和姿勢改善Labエクリエンス-ヨガ&ロルフィングのTatsuと申します🙇

 

本日は久しぶりの記事投稿になります😄✨

ブログやホームページに一切触れない期間が118日間続いていたようです😅

 

再度ブログやYou Tubeの方を頑張っていこうと思っております♬

そして、ブログやYou Tubeの意欲低下の理由等も包み隠さず伝えていこうと思っております♪

さて、本題のロルフィング10シリーズで得られるメリット6選です♬

まずはざっくりと、、、

1.どの部位を治療すれば体全体がよくなるのかを知る事ができる。(コアの活性化ポイント)
2.自分の体を自分でメンテナンス出来る知識と技術が手に入る

3.コアの活性化方法がわかるようになる。
4.身体の姿勢と中心軸が整い、いつでもそこに入れるようになる
5.無理した姿勢ではなく、自然に真っ直ぐな美しい姿勢が手に入る
6.痛みが出たときに自分で対応出来るようになる
 

の6つになります♬

 

まず1つ目について、、、

【どの部位を治療すれば体全体がよくなるのかを知る事ができる。(コアの活性化ポイント)】

身体のシステムは非常に良くできており、一か所の機能不全(凝りや感覚機能の低下)が他の多くの部位に影響を与えます。

理学療法では、これを「代償」と呼びます。

例えば、背中を丸くして猫背をつくると、頭が前に出て、肩甲骨が外に出ます。この状態は首や肩関節に負担をかけます。

実際に背中を丸めて手を最大限上に力強く挙げてみてください。とても上がりづらいのと、肩の筋肉が過剰収縮するのを感じるのではないでしょうか?

次に背筋を伸ばした状態での手を上に上げてみてください。

上げやすさの違いがわかると思います。

また、背中を丸めた状態で上を向いてみてください。しっかり上を見ることが難しくなると思います。

これらの動作の中で、動かしたのは「背中」だけです。

背中の動きが肩や首にも影響を及ぼします。

これは全身に同じ事が言えます。

人によっては、ふくらはぎの凝りが肩凝りに影響していたり、肩の凝りが膝の痛みに関連していたりします。

そして、多くの場合、そういった全身に影響を与える部位を1~3か所持っています。

その部位は気質的に機能低下しやすい為、「ウィークポイント」と呼んでいます。

「ウィークポイント」をケアする事で身体全体の機能が改善し、筋筋膜も柔らかくなります。

その「ウィークポイント」がどこなのかをしっかり見つけ出すことが、2つ目のメリットに繋がります。

 

【2.自分の体を自分でメンテナンス出来る知識と技術が手に入る】

1つ目のメリットで見てきた「ウィークポイント」に対して定期的に情報入力(マッサージや、ストレッチ、運動)を行う事で整体に行かずとも自分で自分の体をメンテナンスする事ができる様になります。

そして、そのメンテナンスは非常に簡単なものです。

寝ながらマッサージボールで「ウィークポイント」を刺激すればよいだけです。♪

それによって、全身がふわふわになり、柔らかい筋筋膜の状態を取り戻すことが出来ます。

科学的側面からみると、マッサージは脳への刺激入力なので、長くても24~72時間しか効果が持続しないという論文が存在します。しかし、運動の上達と同じように、繰り返しの刺激入力は脳の信号伝達パターンを改変してくれます。

実際にそれがどれくらいで起こってくるのか、どれくらいの時間情報入力したらいいかなども、ロルフィング10シリーズの中で学んでゆきます♪

 

そして、3つ目の、、、

【3.コアの活性化方法がわかるようになる。】です。

ネットやテレビで「コア」や「インナーマッスル」という言葉は聞いたことがあるという方の多いのではないでしょうか。

そして、それがどのように大切で、どうやったら機能が向上するか。がまだ普及していない現状だと感じています。ヨガやピラティスなどのインストラクターの先生でもコアの活性化方法はよくわかっていない。という事もしばしばあります。

「コア、もしくはインナーマッスル、インナーユニット」は、「横隔膜」「腹横筋」「骨盤底筋」「多裂筋」という4つの筋肉で構成されます。人によっては「大腰筋」「内腹斜筋」などもインナーマッスルに入れる事があるみたいなのですが、それらの筋肉は後に紹介する「先行動作システム」には関与しない為、「コア=4つの筋」としています。

「コア」の大事な要素としては、「腹腔内圧を高める」「先行動作システム」の2つです。

「腹腔内圧」が高まると、腰椎椎間板にかかる負荷を50%軽減すると言われています。つまり腰痛になりにくい。という事ですね。ほかにも腰や背中の筋肉の過剰活動を防いでくれます。

そして「先行動作システム」とは、手や足を動かす時、一番初めに「コア」が収縮して、安定性を高めたうえで「コア以外の筋肉-アウターマッスル」が効率的に動くことが出来る。というものです。

逆にコアが働いていないときは、先行動作システムの機能が低下する為、アウターマッスルの過剰緊張が生じ、凝りや痛みに発展しやすい体になってしまいます。

そのコアの活性化方法は、「くびれを作るようにウエストを絞る」なのですが、感覚が難しい事があります。

特に痛みや凝りを慢性的に持っている方は、「ウィークポイント」の存在によって、姿勢の中心軸を整えづらくなっている為です。

実は、スポーツ医学の中で、『「コア」は「姿勢(骨格ポジション)」に依存する』と言われています。

そして、姿勢とは、全身の凝りの結果として無意識的にそのパターンが決まります。

その「凝り」とは、僕らの自我が介入できない無意識的レベルで「脳が体全体を情報処理した結果起こる筋肉への信号命令(収縮命令)」です。

どうやって「脳が体全体を情報処理しているか」というと、筋膜が出てきます。

筋膜組織に豊富に存在するセンサーからの情報が感覚神経系を介して脳に伝わり、そこで全体のバランスが把握されます。その情報を元に収縮命令が送られます。

筋膜組織は動きすぎや動かな過ぎで組織の水分量や滑走性などが減少してゆくのですが、同時にセンサーの機能も低下します。どこか一か所のセンサー機能が低下すると、脳はその部位を正しく認識することが出来なくなり、もっと頑張るように命令を送ったり(過剰収縮→凝り)、他の部位を使って動作や姿勢を補おうとさせ(代償)その他の部位で凝りが生じます。

その根本的な要因を作っているであろう部位が「ウィークポイント」です。

 

「ウィークポイント」が存在し、筋筋膜が硬い方はその凝りの結果として「猫背反り腰パターン」から脱却することが難しくなります。

コアは姿勢に連動するので、もちろんコアを活性化させる感覚をわかりづらくなってしまいます。

ロルフィング10シリーズの中で、ウィークポイントの検出と治療、コアの活性感覚の再獲得は同時並行で進めていきます。

結果として、コアを活性化させる感覚が取得できると、4つ目のメリットへと繋がります。

 

4つ目のメリットは、、、

【4.身体の姿勢と中心軸が整い、いつでもそこに入れるようになる】です。

定期的な「ウィークポイント」への情報入力が進むと、体全体の凝りが減少してゆくため、いわゆる良い姿勢が自然と楽になってゆきます。

なぜなら、先ほど記載したように「姿勢とは全身の筋緊張‐凝りの結果だから」です。

さらに、コアの活性化方法がわかってくると、コアを活性化させることによって、コア以外の筋肉の凝りを改善させる事が出来るようになってゆきます。

コアの機能は「腹腔内圧を高める」「先行動作システム」の2つでしたね。

腹腔内圧が高まる事でコア以外の筋肉の過剰収縮が緩和され、先行動作システムが働くことによって効率的な力の伝達が起こり過剰な筋緊張が緩和されます。

コアを入れる感覚がわかるようになる事で、いつでも姿勢の中心軸を整える事が出来るようになってゆきます。

体を整える為に最初は大変なのですが、エンジンがかかってくると、とても効率的に機能向上が可能になってゆきます。

その最初が大変というのがあるからこそ、ロルフィング10シリーズでは順序を追って着実に進めてゆきます♪

 

コアの活性化を繰り返し練習していると、次に現れてくる感覚が、、、

【5.無理した姿勢ではなく、自然に真っ直ぐな美しい姿勢が手に入る】です

何度も書きますが、「姿勢は全身の筋緊張の結果」ですので、コアが働くことで過剰な筋緊張が緩和されていくと自然と良い姿勢が楽になり、よく整体でいわれる「肩甲骨を寄せるように」や「顎を引いて」などという無駄な努力が必要なくなります。

※筋緊張があるなかで、肩甲骨を寄せたりして姿勢を正そうとしてもきつくなるだけです。さらなる凝りが生じるかもしれません。「姿勢は結果として良くなる」が理想的と言えます。

体の凝りがなくなってゆくとと共に、自然と楽に美しく立つことが出来るようになってゆきます。

このレベルまで来ると、身体感覚もかなり向上し、「重心が落ちた感覚」、「軸が通っている感覚」「脱力しているのに真っすぐ立てている感覚」などを感じれるようになっています。

そしてその整った状態=「筋緊張‐凝り」が少ない状態では、精神がとても安定します。

これは迷走神経による反射といわれています。生理学的理論がしっかりあるのですが、詳しくはまたブログで記載しようかと思います♪

「美しい姿勢が無理なくできている状態」=「心理的な安定性が高い状態」です。

心理的安定性が高まると、活力の向上や、優しさ、寛容性、包容力などの「人として」という部分の向上にもつながります。

その「人間性の向上」は人生を豊かにしてくれるものだと古くから言われていますね。

 

当店は『「身体的姿勢改善」を介入口とし、「人生に対する姿勢の向上」と「心の平静」(エクアニミティー)そして「落ちた時の復元力」(レジリエンス)を得る為の知識と技術を提供し研究し続ける』という根本理念の元「姿勢改善Lanエクリエンス」と命名しました。

 

そして最後の、、、

【6.痛みが出たときに自分で対応出来るようになる】です。

ロルフィング10シリーズを通して、身体に対する様々な治療技術をつけて頂けます。

体の異常を感知するテクニックやその解除方法、痛みが出た時の治療部位の理解などなど、ロルフィングでは一時の気持ちいい感覚や楽になった感覚だけではなく、しっかりと将来を見据えて学びを深めて言います。

セッションの中身としてはマッサージのような筋膜リリースと言われるものがメインとなりますが、リリース前後に学びの時間があるのが特徴です。

身体を長期で良い状態に保つ為に、何が一番必要かと言うと、「体に対する正しい知識」です。

何事もそうだと思います。テレビでたっていたから良い運動だろう。ではないのです。

人それぞれ違った身体的特徴を持ちます。人それぞれどういった運動がおすすめなのか、リリースすべき部位はどこなのかと、違いがあるのです。

それを見抜く仕事は僕の仕事だと考えています。

触診技術の大小はあれど、基本的にマッサージは誰にだってできます。

1時間3000円のリラクゼーションマッサージ師の方、2週間の研修だけで現場に出ます。事実です。

なので、僕らプロは、もちろんマッサージのような技術ももちろん大切なのですが、「なぜその痛みや凝りが起きているのか」を評価できる能力を高いレベルにしておく必要があるのです。

 

そこに価値を見出して下さった方と、その方の持つ不調を一緒にチームを組んで改善に向かえたらなと思っております♪

 

本日はロルフィングのメリット6選を僕なりに記載させて頂きました♪

ロルフィングは提供するロルファーによって考え方も変わってくると思っています。

僕の恩師ケヴィン・マッコイ先生は理学療法士&ロルファーのとても論理的な先生でした。

彼のお陰で僕は漠然としたロルフィングの概念が理解でき、一時は嫌いだったロルフィングを好きになれ、こんなにも包括的な考え方は少ないのではないかと思っています。

 

ロルフィング10シリーズが人の痛みや凝りを改善させていく事がなによりもの喜びです。

こんなマニアックな文章を最後までお読みだださった方、本当にありがとうございます。

いつかお会いできることを楽しみにしております♪

 

埼玉県さいたま市のロルフィングスタジオ

浦和姿勢改善Labエクリエンス‐ヨガ&ロルフィング

Tatsu