「比較」してしまう2つの理由-競争心的にお金を追っても幸せにはなれない理由②
こんにちは♪
浦和-北浦和エリアのヨガスタジオ‐浦和姿勢改善Lab-ヨガ&ロルフィングのTatsuです♬
前回のブログで、「お金を追っても幸せになれない理由と2つの解決策」を記載させて頂きました♪
今回は、その具体案1つ目、について【「比較」してしまう2つの理由】を通して、「スマホ脳の弊害とインターネットに触れる時間を少なくする方法」について詳しく書いていこうと思います♬
皆さんは一日何分、何時間スマホもしくはインターネットと繋がっている時間があるでしょうか。
仕事関連ではなく、娯楽として楽しんでいる時間です。
Youtubeやフェイスブック、ツイッターなどのSNSを始め、スマホゲームも含みます。
今年、「スマホ脳」と言うワードを聞くようになっているのではないかと思います。
スマートフォンから得る情報は非常に膨大であり、そういった情報の事を「超常刺激」と言うようです。
「超常刺激」は脳を破壊すると言われます。
具体的には、過剰な情報処理に対する「脳性疲労」がスタートとなり、
睡眠障害やイライラ、不安感などが本人の意思とは無関係に
引き起こされやすくなる可能性が懸念されています。
また、肘を曲げた状態でのスマートフォン保持は最悪でして、力こぶの筋肉-上腕二頭筋の過剰緊張を招き、
肩甲骨が前に前突した姿勢‐巻き肩をつくります。
巻き肩と猫背は同時に起こります。また、猫背とストレートネック‐スマホ首も同時におこります。
それによって、不良姿勢となります。
不良姿勢と感情の関係性には多くのエビデンスが存在します。
丸まった姿勢を続けていると、不安症や自信の低下などネガティブな感情に襲われやすいです。
超常刺激による脳性疲労、脳性疲労による感情制御能力の低下、そして、姿勢変化に伴う感情制御機能の低下などによって、僕らの自我意識は乗っ取られてしまうような感覚になります。
怒りたくないのに自分の意志とは無関係に怒ってしまう。不安になりたくないのに勝手に不安になってしまう。
人と比較したくないのに、勝手に比較してしまう。
そんな状態になってしまいます。
前回、のブログの「お金を追っても幸せになれない理由」の一つである、他社との競争心や、不安から脱却する為のお金への執着は、このような感情コントロール機能低下によって引き起こされやすくなっているのです。
「スマホ脳」の問題が大きくなりすぎてしまうと(中毒状態が進行してしまうと)、鬱症状や慢性疲労症候群などに発展します。
本来、心身共に健康であれば、そこまで大きな不安等は起こりません。
寝不足だったり、ストレス過多による疲弊などによって、脳機能が低下すると、感情コントロール機能が知らず知らずに低下します。
それが、「比較」してしまう大きな要因のひとつです。
「感情」は「反射」です。
反射である感情をコントロールしようとしても難易度が高いです。
その為、ヨガでは、直接感情をコントロールしに行くのではなく、まずは筋緊張をコントロールし、胸郭の柔軟性を改善させます。
胸郭の柔軟性が呼吸の質に直結しているからです。
次に、呼吸によって自律神経系のコントロールを行います。
自律神経系の機能が中枢神経系に大きな影響を及ぼすからです。
最後に、脳自体をリラックスさせるために瞑想を行います。
脳は、今まで行っていたパターンは行い易く、行っていないパターンは行いづらくなると言う生理学が存在しまう。(神経細胞群選択理論と言います)
なるべく良いパターンの定着を起こす為に瞑想を行うのです。
「運動⇒呼吸⇒瞑想」といったステップを踏めば、今までは良かったのですが、現代では少々異なると考えています。
僕は、個人的考えとして、「超常刺激を控える⇒運動⇒呼吸⇒瞑想⇒自然と超常刺激を欲しなくなる」というステップが必要と考えています。
超常刺激はドーパミン分泌による「麻薬」です。
スマホやインターネットに繋がりたくなってしまうのは、報酬系が刺激された結果として起こる反射です。
これまた中毒症状のような反射活動ですので、ある程度しかコントロールできません。
少しづつ変えていくしかないのです。
慢性的に疲労してしまっている方、他者との比較によって自己肯定感が低下してしまっている方など、
少しづつ意識して、脳機能の修正をしてゆくのが改善への一番の近道です。
今回は「お金を追っても幸せになれない理由と2つの解決策」から「比較してしまう2つの理由」を僕なりに記載させて頂きました。
あくまで個人的な一つの見方として捉えて頂ければと思います。
本来の伝統的ヨガ哲学を踏まえてヨガを行う事で、「比較」する事の減少は自然と低下してゆきますよ。
是非皆様も「ヨガ」行ってみてください♬
最後までお読み下さり有難うございました。
この記事をお読みいただいている方の日常満足度が少しでも高く維持されることを願っております。
浦和姿勢改善Labエクリエンス
ヨガ&ロルフィング
Tatsu