プランニングが心を救う‐競争心的にお金を追っても幸せになれない理由③
こんにちは♪
浦和姿勢改善Labエクリエンス‐ヨガ&ロルフィングのTatsuです(^^♪
今回は、前々回のブログ「競争心的にお金を追っても幸せになれない理由」の2つ目の解決策「プランニング」についてお話していこうと思います♪
まず、私たちは多くの場合、「〇〇を達成したら幸せになれる」と考えているケースが多いと思います。
例えば、、、
〇〇大学に入れたら幸せになれる
〇〇社に入れたら幸せになれる
結婚したら幸せになれる
子供が出来たら幸せになれる
子供が巣立てば安心して幸せに暮らせる
定年まで勤めあげれば安心して老後を幸せに暮らせる
孫が生まれれば幸せになれる
などなど、、、
僕の妄想なので極端な例かもしれませんが、少なからずこのような思考を持ったことがあるのではないでしょうか。
僕自身も以前は上記のような思考に取りつかれていました。
具体的な内容を記載すると、、、
医療系国家資格を取得すれば幸せになれる。
プロスポーツチームのトレーナーになれば幸せになれる。
スポーツ整形外科でバリバリ患者さんを治せていれば幸せになれる。
英語を話せるようになれば幸せになれる。
留学すれば幸せになれる。
自分の店舗を構える事が出来れば幸せになれる。
などです。
こういった一時的幸福感を「地位財」と言います
経済学者で米国コーネル大学のロバート・フランク教授によって、僕たちが幸福感を感じるには2種類あると定義されています。
それが、「地位財」「非地位財」です。
上記に挙げている例は全て「地位財」です。
他者や今現在と比較してどうあるか。です。
こういった「地位財」は、ドーパミン分泌による一時的快楽をもたらすとされています。
「非地位財」は、「健康/自由/愛情」などです。それらは、一時的幸福感ではなく、幸福感が継続的に続くと言われています。
僕たちは、地位財だけを求めるのではなく、非地位財を求めるべきだとロバート・フランク教授は説いています。
ただ、注意点として、地位財を否定しているのではなく、地位財は「一時的」な為、どうしても「慣れてしまう」と言うのがポイントです。
例えば、結婚しても2~5年間、幸福度は一時的に向上しますが、その期間を経過した後は幸福度が結婚前とほぼ同じ程度になるという研究があります。
多くの研究で、宝くじに当たった後、妻や夫と死別した後、事故などで四肢欠損などの障害を負った後など、2∼5年程度で幸福度は、以前の状態に戻ると研究が明らかにしています。
もちろん個人差はあるでしょうが、人は良くも悪くも「変化に慣れてしまう生き物」らしいのです。
つまり、前々回の話を持ってくると、いくら財産が増えようが、右肩上がりでない限り、幸福度は戻ってしまうのです。さらに、右肩下がりの場合、財産が減っていく恐怖に取りつかれてしまいます。
ヨガでは、「欲望⁻貪欲」は「不幸-苦しみ」に帰着すと説いています。
(長くなるので、この話は次のブログで詳しく記載していきますね(;^ω^) )
そこで、今回のテーマである、「プランニング」が僕たちを救ってくれます。
人生の中でどんなことを経験して、どんな心理状況で、どんな人間で在りたいのか。
更に、それらを達成する為に必要な具体的な仲間、家族、財産はどの程度必要なのか。
最終目的地から逆算してゆきます。
死ぬときに「良い人生だった」と思いたいと、多くの場合心の奥底で思っていると思います。
では、どのように良い人生だったと思いたいのか。そこまで考えている人は少ないのではないでしょうか。
僕は、現段階では、「人生しんどかった。それだけ沢山頑張れた健康状態を維持できた。怠けずに一生懸命人生をまっとう出来て良い人生だった」。そう思えるようになりたいと考えています。
若干スポーツ精神論が入ってしまっているのですが、「しんどいけど、それが良い。よく頑張れている自分を褒めてやりたい」そう、思っていたいのです。
その為には、、、
切磋琢磨しつつ、くじけそうなときに支えてくれる仲間、友達が必要です。
結婚と子供に関しては、恵まれたらラッキー。程度に考えています。
財産は、現実的に考えると、、、
僕は個人事業主の為、年金だけでは生活できませんので、65歳時点で、約4000万必要です。投資信託などで年率3%で運用したとして、35歳時点で1650万を、ある程度今後の推進が見込まれる「全世界株式インデックスファンド」で保有していれば、大丈夫な可能性が高いとみています。
その後は自分の生活に必要な最低限の収入を得られれば十分です。
こんな感じで、必要な環境や、必要な財産がみたてられると、貪欲を抑制することが出来ます。
「競争心的にお金を追っても幸せになれない理由」は、比較して結局負けるから。でしたね。
理想の自分やより優れていると感じる人と比較した場合、100%負けるのです。
上には上が本当にいるからです。
自分の幸福を「地位財」で固めると、不幸に帰着してしまいます。
「プランニング」をおこなって、他との比較ではなく、「自分の理想の人生」を達成る釣為に必要な事柄をこなしていく。
それらを達成する過程を楽しみつつ、「非地位財」である「健康/自由/愛情」を持った状態をつくる。
そうすることによって、ヨガの最終的なゴールの状態である、「恒常的に幸福な状態」になれる可能性が高くなるのではないかと思っています。
最後までお読みいただいた方がもしいましたら、心より感謝申し上げます!
皆様の心と体の健康の向上を心より願っております♪
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Tatsu