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ロルフィングで肩こりが治るのか?ロルフィングの効果と理論

2023/03/07
ロルフィングで肩こりは治るのか

こんにちは♪

埼玉県さいたま市浦和区で活動しているロルファーのTatsuです♬

今回の記事では、肩こりや首こりなどの不快な症状は「ロルフィングで治るのか」について解説してゆきたいと思います♬

結論から先にお伝えすると、ロルフィングで肩凝り、首凝りは治ります♬

頸椎椎間板ヘルニアや椎間関節症と診断を受けた首コリ、肩コリ、肩首の痛みも改善します。

 

肩コリ、首コリの原因は「筋・筋膜の硬さ」です。

「凝り」とは「酸欠状態」に陥った筋から発痛物質が分泌されることによって、神経システムがそれをキャッチし、脳で「凝った感覚」を感受します。

 

「酸欠状態」の原因は、「筋膜」が問題です。

 

細かく言うと、「筋膜」に多数存在する「受容器」の問題です。

 

受容器の事を「固有受容器」と言うのですが、「固有受容器」からの情報量・質が低下することによって、脳(大脳基底核・小脳)での「統合」に機能障害が起こります。

機能障害が起こると、機能障害が起こった部位を庇う為に、その他の筋(多くは肩首、腰)に対して「過剰収縮命令」が起こるという生理学があります。

 

固有受容器の障害は首や肩自体ではなく、背中や骨盤など、離れた部位で機能障害が起こっているケースがほとんどです。

首コリや肩コリの原因は「結果」であって、「原因ではない」事が「通常」なのです。

 

ロルフィングでは、体全体の筋膜のバランスを観ます。

固有受容器の情報が低下している部位を検出し、適切な刺激を入力する事で、脳の「統合機能」を最適化してゆくことによって、過剰筋緊張を抑制します。

筋緊張(硬さ)が解除されることによって、発痛物質が分泌されなくなり、痛みや凝りを感じなくなってゆきます。

 

ロルフィングでは、体全体を観る為に、毎回違った部位に対してアプローチし、「見過ごし」を防ぐこともします。

治せない理由の多くは「見過ごし」なのです。

体の中でピンポイントで機能障害が起こるので、その部位を徹底的にみつけに行くことに全力を注ぎます。

その為に、ロルフィングでは、特殊なタッチ(触り方)を使います。

通常の整体では検知されずらい部位まで、「筋膜リリース」の施術で検知&解放してゆきます。

 

そして、機能障害の改善には、「小脳への記憶化」、「運動学習」という過程を経る必要があります。

その期間がおよそ、3ヶ月から半年ほどかかると言われています。

その為、ロルフィングでは、全10回のセッションを約3~半年で修了してゆきます。

ロルフィング10シリーズの中で、呼吸方法、姿勢、歩行方法、リリース方法、インナーマッスルの使い方なども学び、日常生活の中で実践してゆきます。

通常の整体とは異なる点ですね。

 

その期間で、筋膜の受容器-固有受容器の機能も改善し、その結果として、姿勢機能も改善します。

コリと共に、姿勢機能も固有受容器の状態に依存しています。

姿勢機能が向上することによって、首や肩に対する力学的負担も軽減します。

 

多くの要素に対して包括的にアプローチし、肩こり、首コリを改善に導きます。

ロルフィングで肩こり、首コリが治るのには、しっかりとした理論と理由があります。

 

肩コリ、首コリで苦しんでいる方は是非、ロルフィング体験セッションでお待ちしております^^

お悩みを抱えた方の悩みの解消が出来るよう今後も精一杯頑張ってゆきます!

 

最後までお読み下さり本当に有難うございました!

 

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